内科専門医とは?内科専門医にかかるメリットまとめ

最近歳のせいか疲れやすいな。
大きな病気ではないと思うけれどちょっと心配だから一度診てもらいたな。
こんなときどの病院を訪れたらいいのだろう。
具合が悪い中、近所のクリニックを慌てて探して先生に診てもらったものの、ほとんど会話はなく先生はパソコンの画面を見っぱなし。
結局、原因はわからず適当に薬を処方されておしまい。
しょうがない、また別の病院をあたってみるか……このような経験はありませんか。

あなたが地方に住んでいる場合別の病院を探すことも難しいかもしれません。
こんなとき内科専門医はあなたの不安に寄り添ってくれます。

内科専門医について

内科専門医とは、高いレベルで内科系全領域を診ることができ、さらに予防や地域医療、他の専門医との連携といった役割も担います。
内科専門医になるには、内科専門医認定制度で規定された研修と試験を突破する必要があります。
注意してほしいのは現状、内科の医師みなが内科専門医の資格を持っているわけではないという点です。

厚生労働省によると、2016年時点で全国に内科の医師は約6万人おり、その中で内科専門医の資格を持っている医師は約2万人です。

日本内科学会は内科専門医制度設立の目的を「進展する超高齢社会の医療を支えるため、ひとりひとりの生活の質に配慮し、全身を診る、臓器横断的な診断治療を行える内科医の育成に努めます」としています。

病気を診るのではなく患者を診ることに焦点を当てているのですね。

内科は全身を診る科であり、私たちにとって非常に身近な場です。
年齢を重ねれば重ねるほど複数の臓器に問題が起こりやすくなります。

高齢者が今後も増え続ける日本では内科のニーズも増えていくことでしょう。
このニーズに応えて、2018年4月に内科専門医制度は改訂されています。
認定を受けるには以前よりも広範な経験と難易度の高い試験に合格する必要があること、また研修内容の自由度がより高くなったことから優秀な内科専門医を真剣に増やそうとしていることがうかがえます。

内科専門医にかかるメリット

では、そんな内科専門医にかかると具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
次のようにまとめられます。

  • 医療の質が担保されている
  • 信頼関係を築きやすく何でも相談しやすい
  • 隠れた病気やリスクを早めに発見できる
  • 適切な専門医に照会してもらえる
  • 医療費を節約できる

まず、内科専門医の認定を受けるには厳しい基準がありますので、知識と経験を兼ね備えた医師に診てもらうことは何より安心できます。

また、内科専門医制度では単に病気だけを診るのではなく患者を包括的に診ることが理念として掲げられていますので、私たちは普段の健康状態や仕事・家庭の状況等も気軽に内科専門医に話すことができますし、内科専門医もそういった情報を知りたがっています。

このような情報を得た上で継続的に患者さんとの関係を築いていく能力を内科専門医は持っています。

その医師を信頼できれば、また同じ医師に診てもらいたくなりますね。
定期的に診てもらう習慣ができれば隠れた病気やリスクを早く発見しやすくなります。医師としても継続的に診ているのでわずかな変化も見逃しにくいでしょう。

さらに、内科専門医は他の専門医との連携についても学んでいますので、もしも異常が見つかれば適切な専門医にあなたを照会してくれるでしょう。

冒頭のケースのように日本では自分で病院を選び受診することはごくごく一般的であり、これは選択の自由という観点では良い面もあります。

しかし、その症状に適切な病院を十分な医療知識なしに確実に選ぶことはそう簡単ではありません。
まして具合が悪くなってから探していたのでは正しい判断は難しいかもしれません。

その点、信頼できる内科専門医からの照会であれば安心ですし自ら探す手間や時間も省けます。
そして、内科専門医は予防を啓蒙することも大きな役割の1つです。
継続して関係を続けることで予防に関する知識が身に付き、重い病気にかかって入院するといったリスクを減らすことができます。結果として、あなたの医療費を抑えることができます。

このように内科専門医に診てもらうことはたくさんのメリットがあります。
内科専門医は制度が改訂されて間もないですが徐々に増えていくと予想されます。

今後ますます身近な存在になるでしょう。

三鷹駅周辺で内科専門医がいるクリニック

小島内科クリニック

三鷹で内科をお探しならみたか内科クリニックへ。
内科専門のクリニックで診てもらいたい場合や体に不調があるけどどことの科にかかっていいかわならない場合にもおすすめです。

診療時間
午前:8:30~12:00
午後:15:30~19:00
休診日:木曜日・日曜日・祝日

診療科目
内科・循環器科

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